流派:夢想神伝流

名人といわれた中山博道先生(剣・居合・杖道範士)が土佐に伝わる無双直伝英信流居合の谷村派及び下村派を学び、工夫、研鑽され昭和の初めに「無想神伝流」を称されました。

昭和9年(1934年)に発行された『居合読本』(中山博道校閲・太田龍峰著)の中に「人呼んで長谷川英信流と云ひ、又、夢想神傳流抜刀兵法とも称した」とあり、ここに流名を伺い見ることができます。

また、昭和11年(1936年)5月開催の「第40回武徳祭大演武会」で、中山先生は「無想神傳流抜刀」で演武されています。

しかし、当時の門下の方々は「大森流」「長谷川英信流」等、まちまちな流名を称しており、中山先生没後の昭和40年代、その門流に連なる者は「夢想神伝流」に統一されました。

因みに夢想館渡邊山道場 初代館長 渡邊喜代司先生も昭和47年(1972年)までは「大森流」「英信流」の流名でしたが、昭和48年より「夢想神伝流」を称しています。